一期一会の名刺交換なら、セカンド名刺を持つのもひとつの方法です

名刺アプリのEightのCM、一度は見たことがある方が多いのではないでしょうか。私もこのCM、成田凌さんと青木崇高さんの軽快なやりとりが好きでYoutubeでも何度も見てしまうほどです。

このやりとり、書き起こすとこんな感じ。

先輩:この名刺誰だかわかる

後輩:ちょっとわかんないっすねー

先輩:だよなー、でもどっかで会ってんだよ

後輩:おぼえてないんですか?

先輩:記憶にございません!だって社会人になってどれくらい名刺交換した、おれたち

後輩:週に一枚だとしても

先輩:数百枚はいってるよ

後輩:意外と向こうは覚えてたりとかあるんですよね

先輩:ある

後輩:あ、はじめまして、、、ではないですよね、みたいな

このあと、名刺交換したあとどうしてんの?と繋がり、Eightの紹介につながるというストーリーです。

顔と名前が一致しない

CMのなかで名刺交換したのにそれが誰だかわからないというのはつまり名前と顔が一致しないということでしょうね。わからないと言っているのはビジネス名刺だと思われるのでどの会社かまではわかる。けど、誰だかわからない。いつ名刺交換したかもわからないという状態。あるあるですよね。

Eightを使うことで、その場で名刺をスキャンし、メモでも入れておけばこういうことはないですよ、ということが言いたいわけでしょうが、そもそも相手に覚えてもらえない名刺はちょっと残念です。

そもそも思い出せないのはなぜ?

逆に「この名刺おぼえてる?」「ああ、◯月◯日に◯◯で会って、◯◯の話題で盛り上がった◯◯さんじゃないですか」となれば、その名刺にメモは要らないわけです。そうなるための名刺ってどんな名刺?覚えてもらえない名刺ってどんな名刺?こういう疑問が出てきて当然です。

その答えはものすごく簡単です。名刺に生きた情報を入れるだけです。

その名刺は生きている?

生きた情報というとどういうことかというと生身が想像できる情報のことです。つまり、それは顔写真であったり、趣味や特技、生年月日や出身地、そんな情報でもはいっていれば、名前とメールアドレス、肩書だけの名刺よりは随分とマシです。

とはいえ、会社の名刺、なかなか自分だけフォーマットを変えるとかできないのが実情です。

そこでご提案したいのがセカンド名刺を持つということ。会社の名刺を変えようとしなくてもいいんです。会社の名刺にない情報を付け加える別の名刺(それもメインの名刺をじゃましない)、それがセカンド名刺です。

セカンド名刺を持とう

PROCAはいろんな用途に使ってもらっている名刺ですが、普通の名刺とはずいぶんと違っていて、そもそもサイズが違いますし、ビジネス名刺のような白い紙に黒文字という決まりはありません。これは意図的にビジネス名刺と区別できるようにしているわけですが、それはひとえに**覚えてもらえる名刺**を目指しているからです。

せっかくの名刺交換、そのひとつひとつの名刺交換が人生を変えるかもしれません。どうせなら印象づけて覚えてもらう方がいいですよね。

というわけでEightのCMに触発されたセカンド名刺のご提案のお話でした。

ありがとうございました。

Photo by Hunters Race on Unsplash

2018年2月26日